余白を持とう！40代〜50代女性の未来のためにワークライフバランスを考える

ワークライフバランスとは仕事とプライベート両方を充実させた働き方、生き方のこと。
「仕事」と「家庭」「子育て」「趣味」「自己啓発」などを両立させ、充実させることで相互にいい効果をもたらすことを目指します。
ですが、この働きかたについては20代〜30代はすんなり受け入れている一方で、40代〜50代は中々変われない。中には変わろうとしない方がいるのも現実です。
今後の備えのお金のために働くのか、プライベートを充実させるために働くのか。人によって価値観や判断基準は変わってくると思います。

今では人生100年時代。
これからの人生をより良くしていくためにも理想のワークライフバランスを見つけていきませんか？

40代〜50代女性のワークライフバランスの現実

最近では女性も先頭に立って仕事をする機会も増えてきましたよね。結婚している場合、妻の収入も加味して人生設計している家庭も多いかと思います。

共働きが多くなってきている中で、家事も育児も夫婦で協力して行っていく時代の流れになってきてはいますが、やっぱり女性の方が家事や育児をする割合が多い気もします。

世の中の女性の多くは朝早く起きて家事をし、家族を送り出し自分も慌ただしく仕事に向かい、帰ってきてはまた家事をこなし、やっと落ち着いて「自分の時間を！」と思った頃にはもう眠たくなってきてしまう。そんな毎日を過ごしていませんか？

40代〜50代になると仕事でも重要な役職に就いたり、家庭や子育てのための、老後の備えのために働かなければいけなかったりと中々プライベートに時間を割くことができずに、どうしても仕事や家事などに比重がよってしまいがちだと思います。

プライベートに割く時間が欲しいけど中々できないし、簡単にできれば苦労はありません。
そもそも、そんな余裕、時間的にも気持ち的にもないかもしれません。

ですから、皆さんのワークライフバランスが少しでも良くなるためのきっかけづくりとなるエッセンスを少しだけ紹介していきましょう。

理想のワークライフバランス実現に向けてやっていくこと

自分にとっての今の生きがいを考えてみよう

まずは、自分にとっての生きがい、楽しみなことについて考えてみてください。イメージすることがワークライフバランスを良くする第一歩です！
実は、この作業本当に馬鹿にできません。言葉にすることで実現のための思考が生まれます。

イメージしにくい方は書き出してみるのも良いと思います。一旦やりたいこと、実現したいこと。なんでもいいです。
思いついたことを片っ端から書き出しちゃいましょう。

書き出すことで整理しやすくなりますし、頭の中では実現するのは到底無理だと感じていたことも目視することでイメージできるようになるかもしれません。
整理し終えたらさっそく実践してみましょう。現実味がないことでも、まずは1週間から始めてみて1ヶ月、2ヶ月と徐々に増やしていくといいかもしれませんね！

そうすることで仕事もプライベートも充実させる第一歩に繋がってくると思います。

いっそのこと振り切ってみよう

いくら考えてもイメージがつかないなんて時は、いっそのこと自分が今この瞬間やりたいことに振り切ってみるのもありかもしれません。
例えば、「家族時間を最優先！」とか「趣味を最優先！」などなど。タイミング的にも体力的にも今しかできないことも多いと思います。

仕事より先に「やりたいこと」の予定を入れちゃいましょう！もちろん最初はリズムが変わってしまい大変だと思います。

でも、プライベートが充実することで気持ちに余裕が生まれて仕事の意欲が上がるかもしれません。
または、今までがどれだけ無駄な仕事の仕方をしていたかに気づいたり、仕事に割く時間が減った分時間内に終わらせるために仕事のスピード、効率が上がったりと生産性が良くなることもあると思います。

例えば、「自分がいなきゃ仕事が回らない、心配でしょうがない」なんて思っている方も少なくないと思いますが案外そんなことないと思います。
無責任に聞こえるかもしれませんが、仕事を引き受けまくる良い人から少しだけ解放されることもとても大切なことなのではないでしょうか。

難しいかもしれませんが今までの「当たり前」「思い込み」から一旦離れてみることで理想のワークライフバランスが見えてくるかもしれませんね。

ステップアップとワークライフバランスを考えた転職

ひとえに「ワークライフバランス」といってもプライベートを充実させることだけではないと思います。
人によって価値観や判断基準は違います。仕事をするのが楽しくて仕事に重きを置いてる方もたくさんいます。

ですが、今の仕事に不満を抱えてる方も少なくないと思います。仕事は楽しいけど待遇が良くないこともありますよね。
そんな時は思い切って転職してみてはいかがでしょうか。近年は、一昔前と違い「転職」が当たり前の世の中になってきています。
事実、転職によるステップアップに成功する方は年齢問わず数多く、企業側のニーズも多様化してきています。

転職をする上でワークライフバランスを考える人はもちろん増えてきていますし、
それに対してワークライフバランスの適正化を推奨している企業も思ったよりも多いのが現状です。

何より、ワークライフバランスを重視している企業は基本的に社員を大切にしています。
当然、福利厚生も充実している傾向にあり、息苦しく働いている方にとってはひとつの選択肢として視野に入れておいてください。
プライベートの充実や労働時間の削減、家族手当など自分のニーズに合う福利厚生があるか、やりがいや興味がある仕事かどうかなどを考慮して企業を探してみましょう。

生活に「余白」はありますか？

理想のワークライフバランスに近づけていくためにも、自分の中に余白を作ることを意識してみましょう。

1日の中に少しでも自分の時間を作る

毎日やることが多くて自分の時間が作れない…それでも自分の時間を少しでも作るよう意識してみて下さい。
まずは「1日30分から」でも、強制的にでも作ってみましょう。

その30分は、自分の趣味や休憩に使ってもなんでもいいです。
少しでも好きなことをやる時間や、休む時間があるだけで気持ちがリセットできますし、集中力も持続すると思います。
何より、自分の楽しみが待っていると思うとモチベーションも上がりますよね！
少しずつ自分時間を。ベイビーステップで時間を作っていきましょう。

家事は時間で決めてやる

終わりが見えないものって本当に嫌ですよね。家事なんてその最たるもの…
毎日やることだからこそ時間を決めてその範囲で出来ることをやってみましょう。

仕事がある日は最初は難しいかもしれませんので、まずは休みの日からでも。
9時〜12時までは家事をする時間で、ルーティーンで行う家事＋他に気になった所を掃除したり模様替えしたりなど。
終わりが見えることで集中力も上がり、効率も良くなってきます！

また、どうしてもきついなあと思った時は、家族に相談して分担する勇気も持ちましょう。
家事の大半は女性がやるもの、なんていうのは古い考え方です。理解を示してもらうために、ご家族と話し合う時間も必要かもしれませんね。

AYA

人生一度きり。気張らずにメリハリを大事に過ごしていきましょう。無理に大幅に変えなくていいんです。
今の仕事とプライベートの比重が8:2くらいだとしたら、6:4くらいのバランスを意識してみるのが理想。
今を、これからの毎日を、更に充実して過ごせるようにしていきましょう！