女性にとっては体の冷えは大敵です。体が冷えることで、体の不調から美容にも影響してしまいます。そのため、日頃から温活を意識することが大切です。
体温が1度上がると免疫力が5〜6倍、基礎代謝が12〜13%上がるとも言われているんです!
ただ、普段の生活の中で中々温活ができない方や、温活と合わせて気分をリフレッシュしたい方は温浴施設を利用することもおすすめです。
今回は最近流行りのサウナの効果から、酵素風呂などの効果まで。それぞれの特徴をご紹介します。
女性が体を温めることの大切さについてもご紹介しているので、合わせてご覧になってくださいね◎
目次
色々な温浴施設
サウナをはじめ、岩盤浴・よもぎ蒸し・酵素風呂など、外でリフレッシュしながらの温活方法も色々ありますよね。最近でもサウナが流行っているけど、いまいち効果がわからなかったり、苦手意識があったりする方も少なくないのではないでしょうか?
では、それぞれどんな特徴があるのでしょうか?
温浴施設で体を温めることによる効果とは?
血行促進による効果
疲労回復・代謝アップ・冷え性改善・ダイエット効果・むくみ改善・肩こり、腰痛改善・便秘改善・免疫力の向上
発汗による効果
デトックス効果・美肌効果・代謝アップ
自律神経が整うことによる効果
ストレスの緩和・リラックス効果・安眠効果
サウナとは
代表的なサウナとは、フィンランド発祥の蒸気浴・熱気浴の一種です。サウナストーンと呼ばれる熱した石を積み上げたストーブにより80度〜100度くらいの高温になった室内で、体を温め発汗する温浴法です。ドライサウナと呼ばれています。サウナ室で汗を流したあとは、水風呂で身体の熱を冷まします。
他にも種類があり、遠赤外線サウナの温度は65〜70度。ミストサウナの温度は40〜60度。スチームサウナの温度は40〜50度。など温度や効果の違いなどがありますが、今回はドライサウナについて紹介します。
サウナに入ることで、血流量が安静時の2倍近くまで増え、体のすみずみにまで必要な酸素や栄養を十分に届けることができ、腰痛や肩こり、疲労回復や冷え性緩和にも効果があります。また、発汗により体内の老廃物や毒素が排出されることで、肌のターンオーバーや新陳代謝が促進され、美肌にもつながります。
岩盤浴とは
岩盤浴とは、温められた天然鉱石や岩盤プレートの上に寝転び、身体を温める温浴方法です。岩盤から発せられる遠赤外線が、身体をじっくりと温めて発汗を促します。
サウナよりも少し低い40〜60度の温度で、身体をじんわりと温めることができるのでサウナが苦手な方でも始めやすいですよ。
遠赤外線によってゆっくり体を芯から温め、血の巡りを良くしてくれます。
基本的な効果はサウナとほぼ同じですが、岩盤浴でかいた汗はサラサラで、天然の保湿効果があるため、お肌や髪に潤いを与えてくれる効果も期待できます。
よもぎ蒸しとは
よもぎ蒸しとは、よもぎを中心とした乾燥させた薬草を壺や窯などに入れて煮立て、穴の空いた椅子に座ってその蒸気を下半身を中心に当てます。蒸気を逃がさないように全身にマントを着用して行います。マントの中でスチームサウナをするようなイメージです。
よもぎにはカルシウム・マグネシウム・ビタミンA・B1・B2・C・クロロフィルなどが含まれているため、血の巡りを改善したり、浄血作用・新陳代謝促進・更年期障害の改善などの様々な効果が期待できます。
特にクロロフィルの作用は浄血・殺菌・末梢血管の拡張・抗アレルギー・抗ウィルス・新陳代謝促進などに良いと言われています。
また、よもぎのアロマ成分が女性ホルモンに働きかけ、ホルモンバランスを整える働きもあります。
酵素風呂とは
酵素風呂とは、顔以外の全身をヒノキやスギのおがくずや米ぬかの中に埋めて行います。
電気やガスを使わずに、内部に含まれる微生物が発酵する際に生み出される熱を利用して体を温める温浴法です。
温熱作用が非常に高く、体の内からじわじわと温めてくれます。
酵素風呂の中には数千種以上の酵素が含まれていると言われていて、サプリメントや食物では摂取できないあらゆる酵素を皮膚から摂取してくれます。
酵素が肌の表面の垢や角質の隙間、毛穴の奥の汚れを分解し、発酵した酵素を直接肌から吸収することで美肌効果が期待できます。また、たんぱく質・ビタミン・ミネラルなどが多く含まれているので、美髪や薄毛予防にも効果が期待できます。
楽しく温活をしよう
温浴施設を使用することで、温活+リラックス効果やスッキリ感も同時に味わえるのがおすすめポイントです!
基本的な効果はどこも大差なく体に良い影響をもたらしてくれますが、それぞれ特徴や楽しみ方が変わってきます。日頃の温活と合わせて、自分だけのお気に入りを見つけて楽しみながら、どんどん健康と綺麗を目指していきましょう!