今回は、歯列矯正の実施を悩んでいる方のために私の体験談を紹介していきます。
結論、裏側矯正をおこなったことはとても満足のいく結果となり、皆さんにぜひ紹介したいからです!
目次
裏側矯正とは?
矯正治療の中で最も一般的なのはワイヤー矯正ですよね。
笑ったときに「あ、矯正してる」とすぐに分かるタイプをイメージしてください。
一方、裏側矯正は「歯の表側ではなく裏側に矯正装置を付けて行う」もの。
今回私は、インコグニートという100%フルオーダー式の裏側矯正を行いました。
自分の歯の形にあった矯正器具をオーダーメイドで作るので、
従来の裏側矯正に比べて痛みや滑舌の問題を減らすことができる矯正方法とのこと。
裏側矯正のメリットとデメリット
まず、トータルで感じたメリットデメリットは以下のようなことです。
基本的に最初はやはり、食事や滑舌に支障をきたしてしまいました。
人って意外と舌を使っていることを実感したり、新たな発見もありました。
裏側矯正のメリット
器具が見えない。
表面のエナメル質が傷つきにくい。
歯周病や虫歯になりにくい。
食べかすの挟まりが気にならない。
裏側矯正のデメリット
滑舌に影響がでる。
食事に影響がでる。
通常矯正より費用がかかる。
治療期間が長くなることがある。
Ayaの矯正体験談
それでは、実際に私が感じたことや施術結果をご紹介していきます!
10月にレントゲンを撮り型抜きをし、写真を撮って外国にオーダー。装置をつけるのは2月でした。
矯正装置をつける当日は抜歯、縫合、装置を装着の一連を全て同じ日に。
抜歯の後は血がでるので糸で縫合します。溶ける糸なので、そのあと1ヶ月ぐらいで結んだ糸が歯茎から出ていました。
装置をつけた感想
もっとずっしりと重くストレスになるのかなというイメージでしたが、案外大丈夫そうだと感じました。
抜歯をしたので、麻酔が切れたあとの痛み止めをもらいましたが、1錠飲んであとは飲まなくても平気でした。
その後、飲み物を飲んだ時衝撃をうけました。人ってドリンク飲む時でさえ舌を使うのかと。舌が器具に当たって初めて違和感を感じました。
家に帰りお腹がすいてヌードルを食べました。抜けた歯の隙間にスルスル入るし、噛んでも噛んでもうまく噛めなくて全て飲んでる感じでした。
そして、矯正を始めて思わぬところに弊害がでました。
それは、いびきをかくようになったことです。
違和感があるから無意識に口を開けて寝てしまい、器具を避けようと舌が喉まで落ちてしまった事が原因のようです。
器具をつけて2ヶ月くらいは二重顎になりやすく、喋りにくかったです。
体調が悪くなったり栄養が摂れないと粘膜が弱くなるらしく舌が敏感になり口内炎になる繰り返しでした。
器具をつけて2ヶ月はとにかく食べること喋ることに慣れる日々でした。
その後5ヶ月経つ頃には少しずつワイヤーにも慣れてきました。この時、歯の動きが想像よりも速くびっくりしました!
写真を撮ってきたので、苦手な方は閲覧注意です!
抜歯をした後なので下の写真は歯が抜けています。
気にしていた右の八重歯が出ているところが引っ込んで全体的に丸みがあり揃ってきています。
これも、並びがいびつだったのが並んできました。
5月の写真は器具をつけて3ヶ月ぐらいなので変化の速さがすごいです。
だいたい歯の並びが揃ってきたので次はアンカースクリューと言って上顎にネジみたいなのを埋め込んで、抜歯をした隙間を埋めるため引っ張るためのワイヤーを取り付けます。写真のように小さなネジ2本を上顎に麻酔注射して付けます。
土台であるアンカースクリューに装置をつけて奥に引っ張ります。
これから、また見た目のイメージがどんどん変わっていくのが楽しみです。
ここまでで並びはほとんど完了。あとは前歯を動かすだけです。
一回はずれると3ヶ月から半年延びるそうです…
そして本当はもう少し前歯を奥に引っ込める予定でしたが、口元が貧相になること、人中が長くなることから見た目重視でここでストップという判断でした。後はマウスピースを1ヶ月はめて最終調整して終了です。
最高の笑顔へ
長い間一緒にいた、器具がはずれると今まで支えてくれた大切な人が急にいなくなってしまったような不安感や、心細さを感じました。しかし、口の中が広く喋りやすく、️感動でした!ずっと気になっていた八重歯も治り、非常に満足のいく結果でした。
皆さんも、自分にあった歯列矯正を探してやってみてはどうでしょうか?大変なこともありますが、思い切ってやってみると気持ちも明るくなってきますよ!