加齢と共に全ての女性が悩まされる「女性ホルモンの乱れ」。
どんどんと衰えていってるのではないか…と言い知れぬ恐怖に包まれてしまいますよね。女性ホルモンが乱れること自体は必ずみんなに訪れるもの。その原因を知って、今からできる対策(ケア)をしていきましょう。今回はそんな女性ホルモンにフォーカスして皆さんとお悩みを共有できたらと思います!
目次
そもそも女性ホルモンってなんだろう…?
体内で分泌されるホルモンは100種類以上もあり、体内の様々な働きを調整してくれています。女性ホルモンは数あるホルモンの中で、女性特有のホルモンとして働く「エストロゲン」「プロゲステロン」の2種類のことを指します。それぞれの働きをコンパクトに解説すると以下のようになります。
エストロゲン・・・卵胞ホルモンとも呼ばれるもので、月経から卵胞期に分泌量が増えます。皮下脂肪を増やしたり乳房を発達させるなど、丸みを帯びた女性らしい体を作る働きがあります。また、肌や髪をきれいにしたり、自律神経の働きを安定させる働きもあります
プロゲステロン・・・黄体ホルモンとも呼ばれるもので、排卵期から次の月経が起こるまでに分泌量が増えるホルモンです。卵巣を成熟させる働きや子宮内膜を整えて受精卵が着床しやすいようにする、妊娠を維持するなどの働きをしています。また、体内に水分を保つ働きや食欲を高める働きもあります。月経前に体がむくみやすいのは、プロゲステロンの影響によるものと言われています。
加齢によって女性ホルモンの分泌量が激減する
女性ホルモンの分泌量は加齢によってどんどん減っていきます。45~55歳の間に激減すると言われており、この期間に起こる様々な症状を「更年期障害」といいます。これは全ての女性に共通する内容なので「自分だけが…」ということはありません。しかし、人によって起こる症状や悩みの内容や程度は異なることは理解しておきましょう。
身体に起こる症状は、
・肩こり、腰や背中、関節・手指の痛み
・喉が渇く、ドライアイ、眼精疲労
・吐き気、下痢、便秘、胃もたれ、胸やけ
・動悸、息切れ、寝汗、発汗、むくみ、火照り、のぼせ
・月経異常、尿失禁
・太りやすくなる
精神的な症状は、
・めまい
・不眠、過眠
・不安感、イライラ感、うつ
など、症状は人それぞれ違うためとても多岐に渡ります。とても怖いことですが、このような症状に悩まされる可能性があることはあらかじめ知っておくべきですね。
女性ホルモンの分泌を促すための方法はある
まず女性ホルモンの分泌量は、日常生活の質によって変わることを覚えておきましょう。毎日コツコツと当たり前を繰り返すこと。「習慣」の力の前には何者も及びません。サプリメント、美容医療などはもちろん素晴らしいものですが、それに頼りきってしまうことは避けましょう。具体的な方法は以下のようなものがあります。
・質の高い睡眠を適切な時間(6時間以上)とること
・適度に身体を動かすこと
・適度に太陽を浴びること
・身体を冷やさないこと
・よく水分を取ること
・大豆製品を積極的に摂ること(豆腐、納豆、枝豆など)
・バランスの良い食事を腹八分目程度食べること
・悪い油や白い糖質(砂糖や小麦粉)の摂取を極力減らしていくこと
・アロマなどの香りやバスタイムでリラックスする時間を取ること
・自分にとって良いサプリメントを厳選して継続すること
・皮膚や髪のケアを絶対にないがしろにしないこと
・よく人と接すること
・無理をしないこと、楽しく明るい趣味を持つこと
・イライラしたらワンテンポおいて、相手にぶつけないように工夫すること(アンガーマネジメント)
・ファッションを楽しむこと、女性としての自覚を忘れないこと
身体の老化は本当にどうしようもありません。抗うのではなく「美しく歳を重ねられるような習慣」を身につけられるといいですね。とはいえ、これに執着することもよくありません。無理をせず何事もバランスをとって、前向きに生きられる準備を。あなたがずっと魅力的であることを、周囲の誰しもが望んでいるはずですよ!
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2023/4/24
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